『 また受けても良い 』 と思えるような、苦痛の少ない、安心、安全、かつスピーディな内視鏡検査をめざします。
当クリニックでは、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに基づいた洗浄、消毒、感染対策を行っています。
内視鏡検査を受けた患者様が、ピロリ菌・大腸菌O-157等の細菌や、肝炎ウイルスなどに感染する事のないように細心の注意を払っています。
従来、内視鏡検査時には、胃腸の中に空気を入れ膨らませて観察していましたが、検査後におなかが空気でパンパンになって苦しくなることがありました。
当院では炭酸ガス送気装置 (炭酸ガスは空気よりはるかに吸収されやすい) を使用し、検査後の腹部のはりや膨満感を抑えるようにこころがけます。
10mm未満の小さなポリープをディスポーザブルのコールドポリペクトミー専用スネア (輪状の細いワイヤー) で絞りそのまま摘除します。コールドポリペクトミーとは、電流を通さずに非通電で切り取る方法なので、心臓ペースメーカー装着の方や、金属製のステントが体内にある方でも、安全にポリープを切除することができます。
一般的に大腸内視鏡検査の前処置は十二分に行う必要があります。検査前日に検査食 (低残渣食) を食べていただき、検査前夜から下剤を服用していただきます。
日頃から便秘気味の方は、通常よりも多くの下剤や水分を服用していただくことがあります。